【介護福祉士】第34回・問題101「骨」について【過去問解説】

こころとからだのしくみ

こんにちは、しょうです。

今回の問題を見ていきましょう!

問題

問題 101 骨に関する次の記述のうち,正しいものを 1 つ選びなさい。
1 骨にはたんぱく質が含まれている。
2 骨のカルシウム(Ca)は老化に伴い増える。
3 骨は負荷がかかるほうが弱くなる。
4 骨は骨芽細胞によって壊される。
5 骨のカルシウム(Ca)はビタミンA(vitamin A)によって吸収が促進される。

引用:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「第34回介護福祉士国家試験

正解

1 骨にはたんぱく質が含まれている。

解説

主な骨の構造(外側から)
骨外膜(骨膜)・・・栄養供給、骨の成長や修復に関与
  ↓
骨質・・・骨の強度を支える
     緻密骨→長骨など
      海綿骨→骨の中心部や関節部など
  ↓
骨髄・・・主に海綿骨に存在
     赤色骨髄→血液細胞の形成
     黄色骨髄→エネルギーの貯蔵

主な骨の成分
・コラーゲン(たんぱく質): 骨の弾力性や柔軟性を保つ
・ヒドロキシアパタイト(リン酸カルシウム): 骨の硬さと強度に関与

・カルシウムやビタミンD、ビタミンC、リンなど

他の解説

× 2 骨のカルシウム(Ca)は老化に伴い増える。

骨のカルシウム(Ca)は老化によって減る

× 3 骨は負荷がかかるほうが弱くなる。

負荷をかけることは骨密度の強化につながるため、軽度な運動や普段の活動の継続が骨粗鬆症の予防となる

× 4 骨は骨芽細胞によって壊される。

骨のリモデリング
骨は日々、骨芽細胞が新しい骨を作り、破骨細胞が古くなった骨を破壊し骨を維持している

× 5 骨のカルシウム(Ca)はビタミンA(vitamin A)によって吸収が促進される。

ビタミンDが適切である

・ビタミンA…脂溶性ビタミンの1つで、視覚作用や発育、粘膜の維持など
・ビタミンD…溶性ビタミンの1つであり、カルシウムの吸収、骨の形成

おわりに

今回は以上です。次回もお楽しみに!

特定の内容のまとめを作って欲しい、この問題の解説をしてほしい、などご要望等あればぜひコメント等書いていただけると、今後のコンテンツ作成の参考になりますのでぜひお待ちしております。

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